院長紹介

院長より皆さまへ

小児科専門医・アレルギー専門医の菊地俊実と申します。大切なお子さまの健やかな成長発達のために微力ながらお役に立ちたいと思っています。末永くよろしくお願いいたします。お子さまを丈夫で健康に育てるために知っておいていただきたいことはいろいろありますが、特に重要な3つのことをお示しします。

1)まずは小児科へ

お子さまに困りごとが起こったとき、「何科を受診しようかしら?」などと悩む必要はありません。眼でも、鼻でも、耳でも、皮膚でも、まずは「小児科」を受診しましょう。その症状は重要な全身疾患のサインかもしれません。大事なことは「全身を診る」ことです。小児科医は「子どもの総合医」(ドクターG)なのです。

2)食物アレルギーについて

「食べるとアレルギーになり、除去すれば治る」と昔は信じられていました。しかし今は「湿疹からアレルゲンが入ってアレルギーになり、食べることによって治る」ことが分かっています。とにかく検査をして陽性なら除去、というやり方は、かえってアレルギー発症を助長する可能性が指摘されています。乳児期の湿疹は、原因を探るより、まずきちんと治療することが大事です。(この湿疹治療も、もちろん他科ではなく「小児科」ですよ。)アレルギーが心配だからと、離乳開始を遅らせてはいけないこともわかってきました。離乳食やアレルギーに関しての疑問は何でも小児科医にご相談ください。

3)抗菌薬(抗生物質)について

抗菌薬は細菌感染症に対して有効な薬ですが、腸などで共生している「正常細菌叢」に少なからぬダメージを与える「諸刃の剣」です。「正常細菌叢」が乱れることにより、体質がアレルギーに傾いたり、いろいろな病気発症の引き金になると言われています。特に乳幼児期は、「的確に抗菌薬を投与する(あるいはしない)」ことは重要です。当院では、本当に必要なケースに限って、必要と判断した根拠をきちんと説明し、抗菌薬を処方しています。

氏名

菊地俊実(きくちとしみ)

学歴

千葉大学教育学部附属中学校(昭和45年卒)
東京教育大学附属駒場高等学校(昭和48年卒)
東京大学教養学部(昭和53年卒)
信州大学医学部(昭和59年卒)

職歴

信州大学小児科研修医(昭和59年~)
島田市民病院小児科(昭和60年~)
信州大学小児科医員(昭和63年~)
富士見高原病院小児科(平成2年~)
信州大学小児科助手(平成6年~)
安曇総合病院小児科(平成9年~)
富士見高原病院小児科(平成10年~)
きくちこどもクリニック開設(平成17年6月)

資格

医学博士
小児科専門医
アレルギー専門医

免許

医師免許
普通自動車免許
アマチュア無線技師2級免許

趣味

リコーダー・ピアノ
テレマークスキー
自転車
料理・お菓子作り
釣り

学校医・嘱託医(園医)

おゆみ野南中
おゆみ野南小
誉田小
川戸保育所
グレース保育園
かしの木学園
ドルフィンキッズ保育園
テンダーラビング保育園誉田
リトルガーデンおゆみ野

かえで保育園おゆみ野